日本さかな検定にチャレンジ!(2022/8/20)

魚介類の1人当たりの消費量は、減少の一途を辿っています。「食料需給表」(農林水産省)によると、食用魚介類の1人1年当たりの消費量は、平成13(2001)年度の40.2kgをピークに減少傾向にあり、平成29(2017)年度には、24.4kgとなってしまいました。核家族化や単身・共働き世帯の増加などの家族形態の変化といった様々な要因も加わり、魚を知らない日本人が増えてきているのは確かなようです。

魚と疎遠になってしまいそうなここ日本において、日本初!一般向けの魚介の知識を問う検定として2010年に誕生した「日本さかな検定(愛称:ととけん)」は、 全国各地の豊かな魚食文化やおいしい食べ方など、 日本人の心と体を育んできた魚食の魅力を、 検定を通じて再発見し、 魚との“うまい”出合いを応援する取り組みです。

今回は日本さかな検定の協力で、3級(初級)の過去問題を出題します。
夏休みは「ととけん」にチャレンジしておさかな博士になろう!
※3級は小・中学生でも気軽にチャレンジできるように3級試験は難解な漢字にルビ表記を採用。

51 タイ消費マップ(第12回21年10月31日出題)

ある魚介(ぎょかい)都道府県(とどうふけん)(べつ)消費量(しょうひりょう)をあらわしています。この魚介(ぎょかい)(えら)びなさい。

①カツオ  

②サケ  

③タイ  

④タコ

2016年総務省家計調査をもとに作図

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【解答】③タイ                                                   

【解説】分布(ぶんぷ)地図(ちず)()ると北部(ほくぶ)九州(きゅうしゅう)筆頭(ひっとう)西日本(にしにほん)消費量(しょうひりょう)(おお)く、東日本(ひがしにほん)消費量(しょうひりょう)(すく)ない。東日本(ひがしにほん)ではマグロやサケなど(あか)()(さかな)人気(にんき)(たか)く、西日本(にしにほん)ではブリやタイなど白身魚(しろみざかな)人気(にんき)(たか)い。白身魚(しろみざかな)(この)公家(くげ)文化(ぶんか)西日本(にしにほん)(のこ)り、(あか)()(さかな)(この)武士(ぶし)伝統(でんとう)東日本(ひがしにほん)(のこ)っているのでは、との(せつ)がある。2016(ねん)の1世帯(せたい)あたりタイ消費量(しょうひりょう)全国(ぜんこく)平均(へいきん)は572㌘。消費量(しょうひりょう)がもっとも(おお)いのは佐賀県(さがけん)年間(ねんかん)2061㌘と全国(ぜんこく)平均(へいきん)の3.6(ばい)。2()以下(いか)熊本県(くまもとけん)長崎(ながさき)(けん)福岡県(ふくおかけん)山口県(やまぐちけん)(じゅん)九州(きゅうしゅう)上位(じょうい)(おお)い。一方(いっぽう)、タイ消費量(しょうひりょう)がもっとも(すく)ないのは北海道(ほっかいどう)で76㌘。これに群馬県(ぐんまけん)岩手県(いわてけん)山形県(やまがたけん)宮城県(みやぎけん)(つづ)いている。消費量(しょうひりょう)(すく)ない東日本(ひがしにほん)例外的(れいがいてき)秋田県(あきたけん)消費量(しょうひりょう)(おお)いのは、男鹿(おが)半島(はんとう)がタイの好漁場(こうぎょじょう)毎年(まいとし)(たい)(まつ)りが(ひら)かれるなどタイとつながりがあるためとみられる。一般(いっぱん)に、タイの消費量(しょうひりょう)(おお)いところはマグロの消費量(しょうひりょう)(すく)なく、西(にし)のタイ、(ひがし)のマグロといえそうだ。

日本(にほん)でいちばん()べられている②サケの消費量(しょうひりょう)は、北海道(ほっかいどう)がトップ、青森県(あおもりけん)がこれに(つづ)く。①カツオは全国(ぜんこく)平均(へいきん)の5(ばい)もの消費(しょうひ)がある高知県(こうちけん)がダントツの首位(しゅい)。④タコはミズダコの(しゅ)産地(さんち)北海(ほっかい)(どう)が1()、たこ()きの本場(ほんば)大阪府(おおさかふ)がこれに()ぐ。

日本さかな検定(とと検定)とは

「さかなの国、ニッポンの検定」をコンセプトに、魚を学び、旬をおいしく食すための知識を競う検定。魚離れが近年加速度的に進んでいることを受け、魚への関心や知識を深めることで、世界に誇る日本の魚食文化の魅力の再発見につながることを願い、2010年に誕生。2021年に幕を閉じましたが、今年11月にオンライン受験で復活することが決定しました。

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