国際協力には、国が行うODA以外にも、国際機関、NGO(非政府組織)、民間企業など、さまざまな組織がかかわっています。
国際機関とは、世界の国々が集まって、共通の目的を達成するためにつくる組織のことです。代表的な国際機関である国際連合(国連)の取り組みをみてみましょう。(ニュースがわかる2022年2月号より)
◆国連の役割とは?
第二次世界大戦が終結した1945年、国連は二度と戦争の悲劇を起こさないために創設されました。加盟国は2021年現在、193カ国。国連の役割は、世界の平和と安全を守ること、国際的な問題を解決すること、そして、これらの目的を達成するために国々が協力するのを助けることです。
総会、安全保障理事会など6つの主要機関があり、国際教育科学文化機関(ユネスコ)などの15の専門機関、補助機関などが置かれています。
◆
ニュースがわかる2月号では、日本が途上国のためにお金や技術面で数々の国際協力の現場を紹介しています。ぜひ紙の本、または電子書籍でご覧ください。