領土って何だろう【月刊Newsがわかる6月号】

韓国とは「未来志向」で  「ニュース検定」がわかりやすく説明

 2025年は日本と韓国の国交正常化(1965年)から 60周年の節目でした。日韓両国とも首脳(国のトップ)が交代した後、高市首相と李在明(イ・ジェミョン)大統領は10月に初めて会談し、日韓関係を未来志向で安定させていくことで一致しました。首脳同士が相互往来する「シャトル外交」を引き続き推進することも確認しました。

 少し前までは日韓関係は、徴用工問題(*)などで、かつてないほど冷え込んでいました。しかし、2022年に大統領に就任した尹錫悦( ユン・ソンニョル)氏が翌年、解決策を示したことで関係改善が進みました。

 尹氏は2024年に「非常戒厳」を出し、軍隊や警察を使って国会を封鎖しようとするなどしたことで、2025年4月に罷免(ひめん、強制的に辞めさせること)されました。その後の選挙で選ばれた李大統領も、日韓関係の安定を重視しているようです。

 東アジアに目を向けると、中国の軍事的な動きなどが懸念事項となっているほか、北朝鮮の核・ミサイル開発も差し迫った脅威です。また、北朝鮮による日本人拉致(らち)問題は、解決の糸口が見えないまま長期化し、被害者家族の高齢化が進んでいます。日本にとって韓国は、さまざまな課題への対応にパートナーとして協力していくべき重要な隣国となっています。

*徴用工問題……「徴用工」とは第二次世界大戦中、朝鮮半島(当時は日本の植民地)から日本に渡り、工場などで働いていた人のことを指す。韓国の最高裁判所は2018年、「強制労働させられた」という元徴用工の人たちの訴えを認め、賠償(償い)をするよう日本企業に命じた。一方で、日本は「日本と韓国の国交正常化のときに結んだ取り決め(日韓請求権協定)に基づき、この問題は解決済みだ」と主張。韓国の尹大統領(当時)が2023年、「韓国政府の下にある財団が賠償金を肩代わりする」との解決策を発表した。

 2026年版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)」より

毎週水曜日、金曜日に配信予定**


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ニュース検定とは?

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 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。 
 1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級)は、「どうなる外交と防衛」「混迷する世界経済」「地球環境を守るために」など22のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。 

 ニュース検定は各級40分で40問。4級と3級は四つの選択肢から一つを選ぶ方式で、約6割はこの本から出題されます。 

ニュース検定の問題に挑戦してみよう!

公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。

https://www.newskentei.jp/question.php