Woodを使ってGoodな未来へ【月刊Newsがわかる5月号】

第五回:身長が伸びる仕組み、知ってる?〜骨を育てる「ゴールデンタイム」の過ごし方〜

 姿勢や体の動きの専門家「理学療法士(りがくりょうほうし)」である理学ボディ・菊田雄介先生と一緒に、その驚きのパワーを解き明かすお話も、今回が最終回!
 ※過去のお話はこちらから。第一回第二回第三回、第四回。

 「身長、もっと伸びたらいいな」 誰もが一度は願ったことがあるのではないでしょうか。実は、その願いをかなえるカギも、「姿勢」がにぎっているのです。
 きみの骨の両端には、「骨端線(こったんせん)」という、骨が成長するための特別な場所があります。この骨端線にある細胞が活発に働くことで、骨は長くなり、身長が伸びていきます。まるで、ビルを高くしていく工事現場のようなものです。

 でも、昼間にずっと猫背で悪い姿勢でいると、どうなるでしょう。重力によって、この大切な骨端線に、いつも余計な圧力がかかってしまいます。せっかく成長しようとしている工事現場を、上からずーっと押さえつけているような状態なのです。
 では、骨が一番成長するのはいつだと思いますか? それは、夜、ぐっすり眠っている間です。眠り始めてから数時間の「ゴールデンタイム」に、「成長ホルモン」という魔法の物質が脳からたくさん出てきます。このホルモンが、骨の工事現場に「どんどん成長しろ!」という指令を出してくれるのです。
つまり、
①昼間、良い姿勢で過ごして、骨端線への余計な圧迫をなくしておく。
②夜、ぐっすり眠って、成長ホルモンをたっぷり出す。

この二つが、身長を伸ばすための最強のコンビネーションなのです!

 このシリーズで、姿勢が勉強や運動、そして体の成長にまで関係していることが、わかってもらえたでしょうか。
 良い姿勢は、きみの一生を支えてくれる、最高の宝物です。ときどき背中が丸まってしまっても大丈夫。気づいたときに、スッと背筋を伸ばしてみてください。その一つ一つの意識が、すごい力を持った未来のきみにつながっていますよ!