世界を変えるリーダーシップ【月刊Newsがわかる2月号】

第二回:なぜ、授業中にそわそわしちゃうの?〜「足の裏」が脳を目覚めさせる〜【なんで?どうして?科学でわかる!すごい姿勢】

 第二回目も、姿勢や体の動きの専門家である「理学療法士(りがくりょうほうし)」である理学ボディの菊田雄介先生と一緒に、その驚きのパワーを解き明かしていきましょう!※第一回はこちら

 授業中、なんだかムズムズ、そわそわ…。イスの上で体をゆらしたり、足をぶらぶらさせたり。そんな経験はありませんか?
「集中しなさい!」と言われても、なんだか落ち着かない。実はそれ、きみのやる気がないからではなく、「足の裏」に原因があるのかもしれません。
きみの足の裏には、体のバランスをとるための、とても賢いセンサーがたくさんついています。これは体の専門家(理学療法士)が「固有感覚(こゆうかんかく)」とよぶ大事な感覚です。

 足の裏が床にしっかりとついていると、このセンサーが「今、体は安定しているよ!大丈夫!」という安心のサインを脳に送ってくれます。脳が安心すると、余計な心配をしなくて済むので、勉強など目の前のことに集中できるのです。

 ところが、イスが高すぎて足がぶらぶらしていたり、浅く座って背中が丸まっていたりすると、どうでしょう。センサーは「おっと、体が不安定だ!倒れちゃうかも!」と脳に緊急連絡をします。すると脳は、授業の内容よりも、イスから落ちないようにバランスをとることを優先してしまうのです。これが、そわそわ、もぞもぞの正体だったのですね。

 足の裏は、例えるなら、きみの「集中スイッチ」。
このスイッチをONにするのは簡単です。

 イスに深く座って背筋をスッと伸ばし、ひざが90度に曲がって、足の裏全体がしっかりと床につく高さを探してみましょう。もしイスが高くて足が届かなければ、いらなくなった雑誌を重ねたものや、空き箱などを足置きにするだけで、集中力はぐっと変わってきます。

 しっかり足をつけて集中できる土台ができたら、次はもっとすごい力の話。きみがいつも使っているスマホ、その見方がテストの点数に関係しているかも…?次回、その秘密に迫ります!