平和の番人 国連の80年【月刊ニュースがわかる4月号】

ニュースっておもしろい!学び深発見「令和100年はどんな未来?」

本誌頭特集では、サブオくんファミリーと一緒に昭和100年の歩みを学びましたね。ここでは次の100年に向けて何が大切か、トーウ先生と考えてみましょう。

Aさん:昭和って本当にいろんなことがあったんだね。江戸時代までは、おめでたいことや災害があった時、しょっちゅう元号を変えていたっていうのも面白いね

Bさん:そんなに変わったら、西暦とリンクさせるのも大変だ! どうやって覚えてたんだろう? 僕、平成や令和だって西暦とうまく結びつかないよ

Cさん:昔の日本では西暦、使ってなかったんじゃない? うちはお父さんが昭和で、私とお母さんが平成。それぞれが生まれた年なら元号も西暦もすぐわかるよ

トーウ先生:それはいいね。身近な人の生まれた年を覚えておくと、それをもとに元号と西暦が換算しやすくなると思うよ。今度、おじいちゃんやおばあちゃんにも聞いてみたらどうかな?  昭和100年のことを学んだみんなは、平成100年や令和100年だって体験できるかもしれない。どんな100年にしていきたい?

Aさん:うわー、令和100年って93年後!? 想像できないな~。僕、104歳!?  AIやロボットに働いてもらって、宇宙旅行に出かけられるようになっているといいな~

Cさん:地球のことも心配しなくちゃね。これ以上、地球温暖化が進まないように、世界中の人たちと知恵を出し合って協力していけるといいな

Bさん:本当にそうだね。これからの時代は僕たちがつくらなくちゃね。いつか、孫やひ孫に昔話を聞かせる日が来るかもしれないと思ったら、何だかワクワクしてきた!!

トーウ先生からひとこと:楽しみだね!! 日本は人口の減少や環境問題などさまざまな課題を抱えているけれど、技術が進むことで今まで解決できなかったことに道が開けることもある。答えは誰かが与えてくれるわけじゃないから、学びを重ねたうえで、未知のものに好奇心を持って向き合い、自分の頭で考えて進むべき道を見つけてほしいな。みんななら、きっとできるはずだよ!!

協力:日能研、イラスト:しばざきとしえ