新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
米国は大統領制の国だ。それぞれ選挙で選ばれた大統領(行政府の長)と連邦議会(立法府)議員が、互いに抑制・均衡し合う。日本や英国の議院内閣制よりも権力の分立が徹底されており、大統領は 議会に法案を提出できず、政策などを示す「教書」を送って議会に法律の制定を求める。議会の解散権はないが、可決された法案に拒否権を使える。議会は立法権、予算議決権を持ち、大統領に対する不信任決議はできないが弾劾は可能だ。
大統領の出身政党と、上院・下院の多数派が異なることは珍しくないが、現在のように党派間の分断が大きい状態では、大統領が掲げる重要政策が通らず政権運営の支障をきたしかねない。そこで、議会の承認を得ずに出せる行政命令「大統領令」 を多用する例も見られる。
(「2024年版ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」より)
次回は10月4日に配信予定です。
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ニュース検定とは?
「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。
『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「平和な世界どうやって」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。
検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。
次回の検定はいつなの?
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
ニュース検定の問題に挑戦してみよう!
公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。