新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
日本国憲法は納税を国民に義務づけており、国や自治体は、行政サービスなどに必要な経費をまかなうため、個人や企業から税金を徴収する。所得(個人の給料や企業の稼ぎなど)に対する税(所得税・ 法人税)、買い物などの消費に対する税(消費税)、故人から受け継いだ財産に対する税(相続税)などがある。
中でも、 消費、所得、法人3税で国の税収の8割超(2024年度見込みでは消費税が約34%、 所得税が約26%、法人税は24%)を占めるため、これらは基幹税(基幹3税)と位置付けられている。
毎年行われる税制改正
政府は社会や経済情勢の変化に応じて、税制を毎年改めている。
与党の税制調査会を中心に、年末までに翌年度の「与党税制改正大綱」をまとめ、これに基づいて「政府税制改正大綱」が決まる。政府は大綱の内容を反映させて税制改正法案を国会に提出し、国会での審議・成立を経て施行される。
(「2024年版ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」より)
次回は9月27日に配信予定です。
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ニュース検定とは?
「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。
『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「平和な世界どうやって」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。
検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。
次回の検定はいつなの?
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
ニュース検定の問題に挑戦してみよう!
公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。