【ニュースがわかる2024年10月号】巻頭特集は「発明が世界を変える」

少ないリケジョ 「ニュース検定」がわかりやすく解説

新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 日本で理系分野の学位を取得した学生の割合は35%で、他の先進国よりも低い。特に理工系学部に入学する女子学生の割合は7%で、経済協力開発機構(OECD)加盟国平均(15%)の半分程度だ。女子学生を増やそうと給付型奨学金の対象を拡大したり、入学者選抜に女子枠を設けたりする大学もある。

 子どもの学びを支える教員の労働環境改善も課題だ。国が示す残業時間の上限(月45時間)を超える教員は小学校で6割、中学校で8割近くに及ぶ(2022年度)。こうした厳しい労働環境が敬遠され、一時期は10倍を超えた教員採用試験倍率は、過去最低の3.4倍に落ち込んだ(2023年度採用)。公教育の質の担保には、教員の労働環境改善も欠かせない。 

(「2024年版ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」より)

   次回は9月13日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

 「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。

 『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「平和な世界どうやって」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。

 検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

ニュース検定の問題に挑戦してみよう!

公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。

https://www.newskentei.jp/question.php