【ニュースがわかる2024年11月号】巻頭特集は世界が注目! アメリカ大統領選

4万円の定額減税 実施へ 「ニュース検定」がわかりやすく解説

 新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 2024年度税制改正大綱(2023年12月閣議決定)には、1人当たり4万円の定額減税(所得税と住民税)や、企業の賃上げを促す改正などが盛り込まれた。昨今の物価高に対応するとともに、家計の負担軽減を狙う。

 定額減税は、納税額から一定額を差し引く仕組みだ。2024年6月から、納税者本人(年収2000万円超の高所得者を除く)と扶養家族に対し、1人当たり4万円(所得税 3万円 + 住民税1万円)を減税する。納税額が少ない人には、一部を現金で給付する。

 一定割合以上の賃上げをした企業の法人税を減税する「賃上げ促進税制」も強化する。大企業に対しては、より高い賃上げ率の実現を促すため、賃上げ率の低い企業の優遇を縮小する。

 中小企業に対しては、赤字を出し、減税できるほどの 法人税額を納められない場合でも、減税の権利を最大5年間繰り越せるようにする内容が盛り込まれた。 

(「2024年版ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」より)

   次回は5月24日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

 「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。

 『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「平和な世界どうやって」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。

 検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

ニュース検定の問題に挑戦してみよう!

公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。

https://www.newskentei.jp/question.php