新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
1992年にブラジル・リオデジャネイロで行われた国連環境開発会議(地球サミット)では、地球温暖化防止に向けた初めての国際的な取り組みである「国連気候変動枠組み条約」が結ばれました。1995年から毎年、参加国が集まって締約国会議(COP)が開かれるようになりました。
1997年のCOP3では京都議定書が採択され、日本を含む先進国に温室効果ガス排出量の数値目標を設定し、排出削減を義務づけました。そして2015年のCOP21では、京都議定書を継いだパリ協定が採択されました。先進国だけでなく、途上国にも温暖化対策の実施を義務づけ、産業革命前からの気温上昇を2度未満、可能なら1.5度に抑える目標を掲げて、2020年に取り組みが始まりました。21世紀後半に世界全体で温室効果ガス排出「実質ゼロ」を目指します。
(「2024年度版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)」より)
次回は3月27日に配信予定です。
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ニュース検定とは?
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「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。
1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など22のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。
4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶ方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。
次回の検定はいつなの?
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
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