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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

冗談みたいな地名「まるでアホ」

世界には、ぐうぜん日本語と同じ発音の言葉が使われているために、ふざけているように聞こえるおもしろい地名がいくつもあります。

 アルゼンチンの大西洋に面した観光地「マル・デ・アホ」もその一つ。アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスから360kmほど南にあります。おだやかで美しい海岸が続き、シーズン中はたくさんの海水浴客でにぎわいます。スペイン語で「Mar de Ajo」という地名で、発音が「マル・デ・アホ」なのです。もちろん日本語の意味とはまったく違いますが、声に出してみるとおもしろいですね。

 ほかにも、アメリカのアリゾナ州とスペインのカンタブリア州に「アホ」という町があり、フィンランドには国内各地に「アホ」とつく地名がたくさんあります。さらに、南アメリカのスリナム共和国には「アフォバッカ」という名前の村も。なお、フィンランド語でアホ(aho)は、「耕作後に草が生えた畑」「草原」という意味があるそうです。変わった地名を見つけたら、それぞれの国の言葉でどんな意味があるのか調べてみると、いろいろな発見があるもしれませんね。(編集部)