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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

ニュースっておもしろい!学び深発見「知識をどのように生かす?」

本誌巻頭特集では、地球の46億年の歴史や現状について学びましたね。ここでは、より良い未来を迎えるためにできることをシーマ先生と一緒に考えてみましょう。

Aさん:地球の未来かあ。100万年後ってどんな世界かな。人間はもっと進化して、形が変わっているかもしれないね。もしかしたら別の生き物が地球を支配してたりして

Cさん:それ、あるかも!! 地球温暖化がどんどん進めば、また恐竜の時代が復活する可能性もあるよね。だって恐竜が繁栄していた頃は、今よりずっと暖かかったんでしょ

Bさん:人間もクジラとかイルカみたいに、海の中で暮らせるようになれば、海面上昇もこわくないんじゃない!? 早く進化したいな~。だいぶ時間はかかりそうだけどね

シーマ先生:なるほど!! ホモ・サピエンスがアフリカで誕生したのは20~30万年前だから、100万年後はその数倍の時間。どんな未来もあり得るから、何かが人間にとって代わるかもしれないね。長期的にはこれまでも地球に気候変動はあったわけだけど、今、温暖化の何が一番問題なんだと思う?  だって気温が上がっても適応できれば問題はないはずだよね

Cさん:  う~ん。すぐに適応するのは難しいかな。そうか!! 気温の上昇が急で、そのスピードに人間が追いついていけないことが問題なんだね。だったら今すぐ砂漠に太陽光発電の装置を敷き詰めちゃう?

Aさん:ちょっと待って。その装置を作ったり運んだりするには莫大なエネルギーがいるよ。砂で装置も壊れたりして、結局エネルギーを作り出すより使う方が多くなりそうだよ

Bさん:う~ん、どっちの意見も聞いてみると納得しちゃうな。ただ、いろいろなことを知らないと、先の先まで考えた解決策は出てこないってことなんだね

シーマ先生からひとこと:よく気が付いたね! いろいろな視点に立った考え方を理解するためには、知識は必要だよね。でも、大切なのは得た知識をどう運用して、さらにどう学ぶか。考え方や捉え方を共に学ぶことは、より正しい判断をするために必要なんだ。AI(人工知能)がどんなに発達しても、緊急事態の対応は人間には及ばない。だから、地球の未来は、君たちの変化に対応する力と判断にかかっているんだよ!!

取材協力:日能研 イラスト:しばざきとしえ