日焼けはなぜ起こる?

日焼けは、太陽の光に含まれている紫外線に当たることで起こります。日焼けすると肌が黒くなるのは、メラニンという色素(しきそ)という黒いつぶが皮膚(ひふ)の中にたくさんできて、紫外線が体の中に届かないように吸収しているからです。

紫外線はエネルギーのとても大きな光です。そのため皮膚だけでなく、髪の毛や目にもダメージを与えます。夏は特に紫外線が強いので、できるだけ直接紫外線を浴びないように、日焼け止めクリームを塗る、長そでの服を着る、髪や目を守るためにつばのついた帽子をかぶるなど工夫しましょう。1日の中では10時ころから14時ころまでが、もっとも強いとされています。この時間帯に外で長時間過ごす時は、特に気をつけたいですね。

しかし、太陽の光には良い面もあります。紫外線は、骨を作るために欠かせないビタミンDという栄養を作り出すことが知られています。ビタミンDは食べ物からもとれますが、食事だけで必要な量をとるのは簡単ではないため、日焼け対策をしながら適度に日光浴をすることも大切です。また、殺菌(さっきん)する力もあります。晴れた日の昼間に布団を干すと、紫外線の殺菌効果で細菌を減少させることができます。

体のためには、紫外線を直接浴びすぎないように注意しながら、ほどよく太陽の下で過ごす時間を作ること。日焼けしたら、肌にいいビタミンCやビタミンAが含まれる野菜や果物をしっかり食べて、よく休むようにしましょう。(編集部)※写真は日焼け具合の腕競べ=東京都中央区の泰明小学校で1952年