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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

SDGsを学ぼう【言葉がわからん!】

SDGs(エスディージーズ)って、なんだろう?

 世界には、貧しさや争い、感染症、気候変動など、たくさんの問題があります。それらはどこかでほかの国ともつながっていて、決して他人ごとではありません。このままいけば、人間は地球で暮らしていけなくなるかもしれない。そんな危機感から、世界中のさまざまな立場の人々が話し合い、解決のために立てられた目標がSDGs。「エスディージーズ」と読み、「持続可能な開発目標」という意味の英語 Sustainable Development Goals(サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ)を略したものです。

では「持続可能な開発目標」とは、具体的にどういう意味なのでしょうか。

 持続可能は「ずっと続けられる」という意味で、開発は「よりよい世界をつくる」こと。つまりSDGsは、かけがえのない地球でこの先も私たちが暮らし続けられる世界をつくるための目標ということです。2015年の国連サミットで、貧困や飢え、不平等をなくす、豊かな自然を守る、みんなで経済成長を目指すなど17の目標が決められ、世界の国々が協力しながら2030年までの達成を目指しています。

 SDGsを達成するために、自分ひとりでもできることはいろいろあります。未来の地球のためになにができるか考え、行動することが大切です。

 21年6月号の月刊ニュースがわかるの巻頭特集は「ごみゼロ宣言の町から考えるSDGs」です。ごみのリサイクル率81%を達成し、政府から「SDGs未来都市」に認定された徳島県上勝町の挑戦を紹介します。

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