【ニュースがわかる2025年1月号】楽しくあけよう パッケージ

プラスチックのストローが減ったのはなぜ? 「ニュース検定」がわかりやすく解説

新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 日本は、使い捨てプラスチックの廃棄量で世界上位の国です。政府は「使い捨てプラスチックの量を2030年までに25%減らす」という目標を掲げています。

 2020年には、プラ製レジ袋が原則有料となり、エコバッグの利用が日常風景になりました。2022年4月からは新しくできた法律により、コンビニのストローやフォーク、ホテルの客室の歯ブラシ、クリーニング店のハンガーなども具体的な削減対象になります。こうしたプラ製品を大量に提供する企業は、提供を有料化する▽紙など他の素材に切り替える▽受け取らなかった人にポイントを与える――といった対策をとることが求められます。

 日本のプラごみのほぼ半分は、家庭などから出ており、その多くは包装や容器です。私たち消費者も減らす努力が必要です。

(『2022年度版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』より)

次回は4月23日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

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 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年4回実施しています。 
 1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『公式テキスト&問題集「時事力」基礎編』は、「これからのエネルギー」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など21のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。 

 4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。 

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。