【ニュースがわかる2024年12月号】今年もやります!2024年 重大ニュース

核兵器禁止条約とは? 「ニュース検定」がわかりやすく解説

新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 核兵器を持つことも作ることも禁止する核兵器禁止条約が発効してから、2022年1月で1年がたちました。 

 この条約に参加(署名や批准)している国に、核兵器を保有している国(アメリカ、ロシアなど)は一つも含まれません。戦争中に核兵器で攻撃され、被害を受けた唯一の国である日本も不参加です。 

 日本が条約に反対する理由について政府は「条約は保有国と非保有国の対立を深める」と説明。日本は両者の〝橋渡し役〟を務める、と主張しています。こうした立場をとるのは、日本がアメリカの「核の傘」に守られているからです。 

 中国が軍備を増強し、北朝鮮も核・ミサイル開発を進める中、アメリカの軍事力に頼らざるを得ない事情があります。しかし、被爆者団体などからは批判の声が上がっています。


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ニュース検定とは?

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 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年4回実施しています。 
 1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『公式テキスト&問題集「時事力」基礎編』は、「これからのエネルギー」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など21のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。 

4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。 

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。