話を聞いたひと 田口雄介(たぐち ゆうすけ)さん コネクト代表
週刊エコノミストで連載中の「挑戦者2021」。優れたアイデアや斬新なサービスで世の中を良くしようとする企業の取り組みを紹介しています。本サイトでは、誌面で紹介された「挑戦者」たちがどんな子どもだったのかを聞きました。※エコノミストオンライン「挑戦者2021」はこちら
飲食業やアパレル業を中心に、いまだにファクスで行われている受発注をデジタル化するシステムを提供する。
商品の受発注をデジタル化するBtoB(法人向け取引)の受発注システム「CO-NECT(コネクト)」を運営しています。受発注業務は、いまだにファクスや電話などのアナログなやり取りで行っているところが少なくありません。
CO-NECTでは、パソコンやスマホなどから、EC(電子商取引)のような感覚で、商品の数・納品希望日を決めて注文ボタンを押すだけで簡単に発注ができます。一般的な紙の発注書に変換する機能も備えているので、受注側が従来のファクス機を使っている場合でも気にすることなく、業務の効率化が図れます。
また、受注側については、あらゆる業種をサポートできるようにしていることを売りとしています。食品や服飾など、商品の種類が変われば説明に必要な項目も細かく変わってきます。そこで、ユーザー側で好きなように説明の項目を追加したり、写真を掲載したりできるようになっています。
この他、受注や発注に関する細かいデータも取得しているので、毎月の発注・受注状況、売り上げの金額や取引件数などの情報も確認できます。導入費用については、発注側は無料、受注側は無料から有料までさまざまなプランを用意しています。
■こどもの頃はどんな性格でしたか?
本と漫画とバスケットボールが好きでした。影響されやすい性格でバスケットボールも漫画の影響で、夢中になるとそればかりやってしまう子どもでした。
■こどもの頃の夢を教えてください。
文章を書いたり読んだりするのが好きだったので、新聞記者になりたいと思っていました。
■こどもの頃によく読んでいた本があれば教えてください。
歴史漫画の武田信玄や織田信長、ズッコケ3人組のシリーズやクレヨン王国もよく読んでいました。
■仕事をしていてよかったこと、大変だったことを教えてください。
自分で起業してゼロから生み出したプロダクトを多くの人が使ってくれて、価値を感じてくれてることが良かったことです。大変だったのは、ほかの人が使ってくれるまでの試行錯誤の日々です。
■子どもたちにメッセージをお願いします。
仕事はとっても楽しいので、大人になるのをワクワクしながら待っていてください。(聞き手=白鳥達哉 ・エコノミスト編集部)