【ニュースがわかる2024年7月号】巻頭特集は「沸騰」する地球の未来

痛くない乳がん検査で女性支える【起業家から君へ】

話を聞いたひと 東志保さん リリーメドテック代表取締役 

週刊エコノミストで連載中の「挑戦者2021」。優れたアイデアや斬新なサービスで世の中を良くしようとする企業の取り組みを紹介しています。本サイトでは、誌面で紹介された「挑戦者」たちがどんな子どもだったのかを聞きました。

※「挑戦者2021」はエコノミストオンラインへhttps://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210622/se1/00m/020/059000c

 乳がん検査向けに、乳房用の画像診断装置「ココリー」の開発・販売を行っています。装置はベッド型で、中央に丸い穴が開いていて、その中にリング型の超音波送受信機が搭載されています。女性がうつぶせになり、乳房を片方ずつ入れると、乳房の三次元画像が撮れる仕組みです。

 乳がん検査といえば、マンモグラフィー(乳房X線)検査や、超音波(エコー)検査が一般的。でも、マンモグラフィー検査は、乳房を圧迫して撮影するため痛いんです。また、乳腺が発達している人だと、X線画像が白く写るので、がんと見分けがつかないんです。

 一方の超音波検査も、そもそも検査を行う技師の数が少ない上に、技師の技能にもばらつきがあります。それで日本ではマンモグラフィー検査を受ける人が多いんです。

 その点ココリーは、痛みが少なく、被ばくの心配もない。また、従来のエコー検査の8倍のエコーを使っているため、診断の質も安定している。従来の乳がん検査が抱えていた課題を一挙に解決できる装置なんです。5月10日の販売開始以降、検診センターからの問い合わせが多く寄せられています。

・こどもの頃はどんな性格でしたか?

小学校の低学年まではすごくシャイでした。同時にガキ大将でもあり、男の子とよく遊んでいました。

・こどもの頃の夢を教えてください。

宇宙に関わる仕事

・こどもの頃によく読んでいた本があれば教えてください。

くろて団は名探偵

・子どもたちにメッセージをお願いします。

自分の人間としての価値は、両親でも先生でも分からないことがあります。周りの大人が自分のことを全部理解していると思ってはいけない。自分のことは自分しかよく分からないのです。なので自分を社会にどう投影していくかということを自分の頭で考えることが大事です。