【ニュースがわかる2024年8月号】巻頭特集はテーマから探す! ミラクル自由研究

おやさいクレヨンってなあに?

皆さんは、「おやさいクレヨン」と聞いて、どんなクレヨンをイメージしますか?

緑や黄色、赤など、野菜を描くときに便利な色がたくさん入っているクレヨン?八百屋さんにしか売っていないクレヨン? 想像は膨らみますが正解はどちらでもありません。

この「おやさいクレヨン」は、青森県のデザイン会社「mizuiro株式会社」が2014年から販売していて、累計販売数は15万セットに上ります。米ぬかから採れた米油とライスワックスをベースに、収穫時に捨てられてしまう野菜外葉などを原材料とするクレヨンなのです。万が一小さい子どもが口に入れても安全な素材でできているため、安心して使用できます。

今回、このおやさいクレヨンとコラボレーションしているのがフコク生命です。同社の100周年プロジェクト(2023年11月に100周年)の一環として、【「THE MUTUAL Art for children」おやさいクレヨン】を展開、多くの子どもたちに絵を描く楽しさを知ってほしいとの想いから、地域の保育園や幼稚園を中心に、寄贈しています。また、「食材ロスの削減」に貢献する取り組みでもあります。※第3弾のパッケージデザインは福島県立聴覚支援学校会津校の生徒が描いたものです。

THE MUTUAL Art for children (ザ・ミューチュアル・アート・フォー・チルドレン)とは

フコク生命が2012年度より障がいのある子どもたちのアート制作の応援を目的に、同社本社ビル地下2階の壁面に全国の特別支援学校生徒の美術作品を展示する企画「すまいる・ぎゃらりー」を開催。そこに展示される作品をエコバックやおやさいクレヨン等のデザインとして活用し、子どもたちと社会がつながるお手伝いをさせていただく活動です。