線状降水帯とは、雨を降らせる積乱雲が次々と発生し、長さ50~300キロ程度の列になって並ぶことで、数時間にわたってほぼ同じ場所で大雨が降り続く現象。2014年の広島県での大雨からこの言葉が注目されるようになったのです。
2018年7月の西日本豪雨や2020年7月の九州豪雨のときにも発生が確認されており、危険な豪雨災害の原因となることから、2021年から気象庁が線状降水帯の発生を発表するようになりました。
(「Newsがわかる」2024年9月号から)
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「Newsがわかる」2024年9月号では、線状降水帯ができる仕組みから予測精度がアップした理由、今後の予測との向き合い方などを解説しています。A4判、68ページ。定価660円(税込)。
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