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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

18歳になったらできることとは?【ニュース検定「入門編」】

  「20歳」だった大人と子どもの境界線が、2022年4月から「18歳」に変わりました。明治時代の太政官布告で「20歳成人」が定められて以来、146年ぶりの引き下げです。大人になると、何ができるのでしょうか。一方で、どのような責任を持つことになるでしょうか。

18歳になったらできること

・クレジットカードや携帯電話、ローンなどの契約が自分でできる

・親の同意なしに結婚できる

・10年間有効のパスポートを作れる

・戸籍上の性別に違和感がある人は、変更の申し立てができる

・医師の免許、公認会計士などの資格を取れる

・裁判員に選ばれる

・選挙で投票できる

・普通自動車の運転免許を取れる

       ◆

 18歳でできることが増えた一方、それには責任が伴います。

 罪を犯すなどした20歳未満の少年(男女)にはこれまで、少年法により、刑務所に入ったり罰金を払ったりすることで罪を償わせるより、再び罪を犯さないように立ち直らせることが重視されてきました。

 しかし、「18歳成人」に合わせた法律の改正で、18歳、19歳については引き続き少年法の対象となるものの、20歳以上の人と同じ裁判を受ける機会が増えます。

  (「2022年度版ニュース検定公式テキスト&問題集『時事力』入門編(5級対応)」より)

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次回は8月25日に配信予定です 

 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年4回実施しています。

 1級~5級まで6段階ありますが、5級は主に小学生対象。5級対応の「公式テキスト&問題集『時事力』入門編」は、「エネルギー資源と電力」「コロナで変わる社会」「国の政治、地域の政治」など17のテーマについて、「基本のことば」「確認テスト」「練習問題」の3段階で学べ、中学入試で出題が増えた時事問題の基礎固めにぴったりです。

 5級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式です。