【ニュースがわかる2024年6月号】巻頭特集は地震大国ニッポン 被害を減らすために

相模原スポーツ・レクリエーションパーク

駅近の大きな公園「相模原スポーツ・レクリエーションパーク」を紹介します。ほかの公園にはあまりない魅力がいっぱいです。

◆芝生の上でピクニック! ボール遊びもできる!

園内は主に遊具広場(手前)、芝生広場、ボール遊び広場などがあり、広々と開放感にあふれている=相模原市提供

 神奈川県相模原市は、神奈川県の北部に位置する人口72万人の政令指定都市です。東京都心部などへのアクセスのよさを背景に、近年はベッドタウンとして大きく発展しています。

 1930年代以降に日本陸軍の施設や士官学校が同市に移転してきたことから戦前は軍都として発展。戦後、こうした日本軍の施設は、相模総合補給しょうなどアメリカ陸軍の施設に転用されて、今も残っています。そのうち一部は返還されて公園や学校、JAXA相模原キャンパスなどへと再開発されました。

  JR相模原駅北口から歩いて約10分の場所にある「相模原スポーツ・レクリエーションパーク」は、相模原市とアメリカ陸軍相模総合補給しょうで共同使用する敷地内にある大きな運動公園です。アメリカ軍との共同使用による公園らしく、ぐるりとフェンスに囲まれ、日本人が利用できるのは8時30分から17時まで(5月~8月は19時まで)。国内でもめずらしい公園ですが、“共同使用”ならではの特徴がいろいろあります。

◆デザインもおもしろいアメリカの遊具

 青を基調としたアメリカ製の遊具が設置されている遊具広場。遊びながら、“ひらめきや学びが生まれる”ことをコンセプトにしています。

遊具広場。半球型のジャングルジムや滑るところが3つ並んだすべり台、ウォールクライミングなどわくわくする遊具がいっぱい

 また、ユニバーサルデザインを採用している遊具も多く、車いすのまま遊べます。

車いすに乗ったまま砂遊びができる砂場(手前)

 さらに遊具広場の地面は、小さな子どもがころんだり、少し高い場所から落ちたりしても、衝撃が少ないクッション性の高い素材。安心して遊べる安全な造りとなっているのです。

◆ピクニックもできる広い「芝生広場」

 野球、サッカー、バレーボールなどボールを使って遊べる「ボール遊び広場」。芝生の上でキャッチボール、サッカーのパス練習などができます。またこの広場には、バスケットゴールやスポーツウォール(テニスの壁打ち、サッカーゴールや野球の「ストラックアウト」を壁に模したもの)が用意されています。

 さらに、思いきり走ったり、レジャーシートを敷いてのんびりピクニックを楽しんだりできる、広大な「芝生広場」もあります。

開放感にあふれた芝生広場は約1.4ヘクタールもある

◆地面にチョークで自由に描ける「あおぞらキャンバス」

 このパークは夜間、アメリカ軍の管理となるので、私たちは利用することはできません。また、有事(戦争や大規模な自然災害など非常事態)の際は、アメリカ軍がヘリポートとして使うことになっていて、パーク内に高い木を植えたり、大きな建造物を建てたりできないのです。こうした利用条件から生まれたのが、広いコンクリートの地面にチョークで自由に描ける「あおぞらキャンバス」。チョークは市内の小中学校から不用品をゆずってもらい活用しています。

今回、紹介した施設はこちら

相模原スポーツ・レクリエーションパーク

252-0205 神奈川県相模原市中央区小山2679

開演時間:8:30~17:00(5月~8月は19:00まで)
休園日:年中無休 ※防災訓練などのイベントの際には園内閉鎖することもある
交通アクセス:「JR横浜線 相模原駅北口」下車徒歩約8分