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失敗しても成功しても【取材の余白】

ニュースがわかる2021年6月号より

 今回、ゼロ・ウェイストセンターを案内してくれた現場責任者の大塚桃奈さんは、中学・高校・大学時代にいろいろな経験しててゼロ・ウェイストに興味を持つようになりました。小学4年生のころにファッションデザイナーに憧れるようになり、中学1年生の時、服のデザイン画コンテストでグランプリを獲得。コンテストは、アパレルメーカーのワールドが「キッザニア東京」に出しているパビリオンで応募を受け付け、グランプリをとった大塚さんのデザイン画は、世界で1着だけの本物の服になりました。

 英語を使って服のデザインができたら面白いなと感じていた高校3年時には、海外で勉強した方が自分の可能性が広がるだろうと、イギリスに6週間留学しました。そこで、服はどこからきているのかを見直す機会を得て、大量生産や大量消費に疑問を持ち始めます。資源を無駄なく有効活用し再生させようという「サーキュラーファッション」に、次第に目を向けるようになりました。

 

 ゼロ・ウェイストセンターを設計した建築家の中村拓志さんが知り合いだったことから上勝町を知り、大学時代に何度も訪れました。スウェーデンに長期留学中、ゼロ・ウェイストセンターのプロジェクトメンバーに誘われ、大学卒業後、移住して働き始めました。

「デザイン画コンテストを始まりに、興味のあることに挑戦し続けてきました。挑戦に失敗しても成功しても、自分の中で新しいキーワードが生まれ、その中に上勝がありました」と大塚さん。上勝町で大塚さんは新たな挑戦を重ねています。(編集部)