平和の番人 国連の80年【月刊ニュースがわかる4月号】

アメリカIT大手 メタ SNSのファクトチェック廃止

アメリカのアイティーおおメタのマーク・ザッカーバーグさいこうけいえいせきにんしゃシーイーオー)は1 がつなの、フェイスブックなどのネットこうりゅうサービス(エスエヌエス)で、だいさんしゃかんきょうりょくしてうそのじょうほうとくていするファクトチェックのうはいし、よりゆるやかなチェックたいせいへんこうするとはっぴょうしました。(「Newsがわかる2025年3月号」より)

 1 がつ20はつしゅうにんしたトランプだいとうりょうらからファクトチェックは「とうけんえつないようひょうげんきょうせいてき調しらべ、せいすること)」とぜんからはんされており、しんせいけんほっそくするまえかんがえをげ、すりったたいおうをとったとみられています。

 メタのはっぴょうによると、せんもんらをれたファクトチェックのうはいし、かいまねのうせいがあるとう稿こうエスエヌエスようしゃとくめいはいけいじょうほうエックス(ツイッター)の「コミュニティーノート」にたチェックのみをはじめます。

 ファクトチェックのうはいするゆうについて、ザッカーバーグさんは「げんてんもどり、『ゆうひょうげん』をかいふくすることにしょうてんてる」としゅちょうしました。てきせつとう稿こうせいしようとするほんやヨーロッパをねんとういて「トランプさんときょうりょくし、けんえつすいしんしようとするかいかっこくせいていこうしていくつもりだ」とめいげんしました。

メタ(左)とフェイスブック(中央)のロゴ。右はザッカーバーグCEO=Jaap Arriens/NurPhoto/共同通信イメージズ

 誤った情報広がる恐れ 社内から非難の声   ファクトチェック機能を廃止する決定に対し、メタのある従業員は「事実はもはや重要ではないという強いメッセージを人々に送り、それを『言論の自由』の勝利と取り違えている」と非難。社内では「人種差別的なコンテンツ(内容)が流入する」「誤った情報が広がる」と心配する声も上がっています。

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