東京都知事選が7月7日に投開票され、現職の小池百合子さん(71)が3回目の当選を果たしました。(「Newsがわかる2024年9月号」より)
小池さんは子育て世帯を支援する政策などを実施してきたこれまでの実績を強調。自民党や公明党を支持する層の他、応援する政党がない無党派の人たちからも幅広く支持を集めました。投票率は60.62%と、平成以降では2012年に次いで2番目の高さとなりました。
小池さんの次に票を獲得したのは前の広島県安芸高田市長、石丸伸二さん(41)。「政治再建」をスローガンに、YouTubeなどのSNS(ネット交流サービス)で活動を広める選挙戦を展開しました。若い人たちや無党派の人たちに浸透し、支持を伸ばしました。
元参院議員で立憲民主党、共産党、社民党が支援した蓮舫さん(56)は「自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットする」として立候補しましたが、及びませんでした。
小池さんは「ますます東京大改革をバージョンアップしていかなければならない」と抱負を述べました。
東京都知事選で当選確実となり、花束を手に笑顔を見せる小池百合子さん=東京都新宿区で7月7日
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