私たちは身の回りでも多くの昆虫を見かけます。でも、珍しい種類をじっくり観察したり美しい姿をゆっくり楽しんだりするなら全国各地の昆虫館に行ってみましょう。昆虫の魅力を再発見できるはずです。そんな施設の一部を紹介します。(「Newsがわかる2024年9月号」より)
①丸瀬布昆虫生態館
季節を問わず生きた昆虫を生態展示。「蝶の広場」では1年を通して南国のチョウが飛び、外国の生きたカブトムシやクワガタムシなども見られる。
住所:北海道遠軽町丸瀬布上武利
ホームページ:https://engaru.jp/tourism/page.php?id=414
飼育しているニジイロクワガタ=丸瀬布昆虫生態館提供
②多摩動物公園(昆虫園)
昆虫生態園では、色とりどりのチョウが舞う中を散策できる。昆虫園本館にはハキリアリやグローワームなど、外国産の珍しい昆虫もいる。
住所:東京都日野市程久保7-1-1
ホームページ:https://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/
飼育中のハキリアリ=公益財団法人東京動物園協会提供
③名和昆虫博物館
100年以上の歴史がある国内有数の昆虫博物館。「春の女神」といわれる美しいギフチョウの生態や、世界のさまざまな昆虫標本を展示している。
住所:岐阜市大宮町2-18
ホームページ:http://www.nawakon.jp/
1階の展示室=名和昆虫博物館提供
④伊丹市昆虫館
約14種1000匹のチョウが舞う温室など生きた昆虫や標本の展示だけでなく、ユニークで個性的な特別展や企画展を開いて昆虫の魅力を紹介している。
住所:兵庫県伊丹市昆陽池3-1昆陽池公園内
ホームページ:https://www.itakon.com/
チョウ温室のオオゴマダラ=伊丹市昆虫館提供
④たびら昆虫自然園
畑や小川、雑木林などの環境を再現し、そこに集まる昆虫を観察できる施設。3000種類以上が生息しており、自然の中で昆虫の生態を見ることができる。
住所:長崎県平戸市田平町荻田免1628-4
ホームページ:https://tabira-insect-park.hira-shin.jp/
昆虫を観察する入園者=たびら昆虫自然園提供
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