【ニュースがわかる2024年11月号】巻頭特集は世界が注目! アメリカ大統領選

「沸騰」する地球の未来

じりじりとはだくようなあつさがとしけています。2023ねんかいへいきんおんかんそくはじめてからもっとたかくなりました。そしてこくれんは、としはさらにあつくなるのうせいがあるとそくします。きゅうはなぜあつくなっているのでしょう。このままだとわたしたちのかいはどうなってしまうのでしょう。なつほんばんまえかんがえてみませんか。(「Newsがわかる2024年7月号」より)

 なぜ地球ちきゅうあつくなる?

 とうけいはじめた19せいまつから、かいへいきんおんとしごとにじょうしながらもぜんたいとしてはがっていることがしたのグラフからわかります。

 きゅうあたたかくなっていくげんしょうを「きゅうおんだん」といます。きゅうたいようのエネルギーによってあたためられています。あたためられたねついちたいちゅうさんたんおんしつこうガス)にきゅうしゅうされ、きゅうじょうのこります。たいちゅうさんたんりょうてきならおんはほどよくたもたれますが、えるとねつぶんのこってしまいます。すると、きゅうぜんたいおんがってしまうのです。

厳しい暑さの中、東京・渋谷を歩く人たち=2023年7月

 「1.5」におさえる

 かいくにぐには、こうしたきゅうおんだんふくこうへんどうへのたいさくとして「パリきょうてい」というルールをもうけ、18せいさんぎょうかくめいまえおんくらべてかいへいきんおんじょうしょうを「2よりひくく、できれば1.5おさえよう」というもくひょうをかかげています。

 しかし、こくれんかいしょうかんダブリューエムオー)によると、すでにそのあたいは1.45たっしています。


きゅうおんだんをめぐるニュースあれこれ

Gジーは、さんたんらすたいさくられていないせきたんりょくはつでんについて2030ねんだいぜんはんだんかいてきはいすることでごう(4がつ30にち

ねっちゅうしょうたいさくで、なつこうえんかいまくからみっかんかいかんぜんゆうがたける「2せい」に(4がつ19にち

イーユーしょうかんによると、としがつかいへいきんおんかんそくじょうさいこう

こくれんせんもんかんによると、2022ねんさんたんかいへいきんのうかんそくじょうさいこう


気候変動   気温や降水量など、気候は地球全体で長い時間をかけて少しずつ変化している。これを気候変動と呼ぶ。太陽の活動や火山の噴火など、自然の変化が原因となる場合もあるが、現代では人間の活動が大きな影響を及ぼしている。
パリ協定   2020年以降の温室効果ガスの排出削減を目指す国際ルール。フランスのパリで2015年に開かれた国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で採択された。締約国は目標を自ら決めて5年ごとに見直す。
G7   日本、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、カナダの世界主要7カ国。
 なぜ二酸化炭素にさんかたんそえる?

 はつでんするためにせきせきたんといったせきねんりょうやすことでたいちゅうさんたんえます。だいどころでガスをやしたり、どうしゃでガソリンを使つかったり、テレビをでん使つかったりすることもさんたんはいしゅつにつながっています。

 また、だんやくねんりょうおお使つかい、たてものしんりんはたけなどがかれるせんそうさんたんやすおおきなよういんになっています。さんたんいちは、もりうみきゅうしゅうしています。

環境省のホームページをもとに作成。CO₂は二酸化炭素、O₂は酸素

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