コンビニ大手のローソンは値引きにAIを活用します。同社発注DX推進部の安宅貴弘さんに教えてもらいました。(「Newsがわかる2024年2月号」より)
実験で効果を確認
ローソンでは2024年から、AIが商品の値引きを判断するシステムを全国の約1万4000店で取り入れる予定です。消費期限が短い弁当やおにぎり、調理パンなどを対象に、店ごとの過去の売れ行きや在庫状況などのデータからAIが1日に何回か値引き額を計算し、各店に推奨します。店側はこれをもとにそれぞれの値引き額を決め、シールを貼って販売します。
ローソンは東北地方で2021年6月、AIを活用した弁当や調理パンなどの値引き実験を行いました。効果的な値引き販売で利益が約0.6%増え、捨てた売れ残り商品の金額を約2.5%減らすことができました。2022年夏に東京都内と東北地方の一部の店で行った値引き実験でも効果が確認できたため、全国の店で本格的に取り入れることにしました。
ローソンのAI活用法|AIで変わるコンビニ
https://www.newsgawakaru.com/news/2402/06_07
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