新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
日本では「女性の議員が少ない」という課題もあります。
衆議院議員に占める女性の割合は９．９％。各国の議会と比べると１９０カ国中１６５位（２０２２年１１月１日時点）で、世界的にみて低いです。女性議員が増えるためにはまず、選挙に立候補する女性が増える必要があります。
そこで２０１８年、政治分野における男女共同参画推進法が施行されました。政党などに対して、国や地方での選挙の候補者数をできる限り男女均等にする努力をしなさい、と求める法律です。
施行後２回目となる２０２２年の参院選では、１８１人の女性が立候補しました。全候補者（５４５人）の３３．２％で、衆院選を含めた国政選挙で初めて、女性の候補者が３割を超えました。当選者に占める割合も２８．０％（＊１２５人中３５人）と過去最高で、参議院全体では２５．８％（２４８人中６４人）となりました。しかし、現状では男女均等とは程遠いと言えます。
＊２０２２年参院選は、改選１２４議席に、非改選の欠員補充１議席を加えた、計１２５議席で争われました。
次回は３月２５日に配信予定です。
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ニュース検定とは？
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「ニュース時事能力検定試験」（略称、ニュース検定）は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会（養老孟司・名誉会長）や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年３回実施しています。
１級～５級まで６段階ありますが、４級は主に中学生以上、３級は中高校生以上が対象です。３・４級対応の『公式テキスト＆問題集「時事力」基礎編』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など２２のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。
４級と３級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶ方式。各45問の約６割はこの本から出題されます。
次回の検定はいつなの？
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
「ウクライナ侵攻がわかる」 ニュース検定 特集ページ公開
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、２０２２年２月末から約３カ月間の動きをまとめた特集ページを、日本ニュース時事能力検定協会が公式サイトに特別に公開しています。