数多くある統一地方選の選挙の中には、告示日に当選が決まるものもあります。立候補した人の数が、選ぶべき人数を超えなければ全員当選となるからです。前回2019年の統一地方選では、町村長選の半数近い45.5%が無投票でした。首長のみならず地方議会でも「なり手不足」は深刻です。(「Newsがわかる2023年5月号」より)
◆無投票当選は増えている
下のグラフは、統一地方選での無投票当選の割合の移り変わりを示したものです。前回は道府県議選も町村議選も、およそ4人に1人が無投票でした。
無投票が多いのは、やりたい人が少ないことの表れです。中には選ぶべき人数に満たない定数割れの議会もあります。
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