日本国憲法を味方にする【月刊Newsがわかる4月号】

冤罪の背景と「人質司法」   

新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。 

 日本では長らく「自白偏重」「密室での取り調べが『冤罪(えんざい)』の温床になっている」と問題視されてきた。そこで2019年、裁判員裁判の対象となる重大事件などを対象に、取り調べの一部始終を録音・録画する「全面可視化」が義務づけられた。ただ、可視化の対象は刑事事件の全体のごく一部で、逮捕や拘留を伴わない任意捜査も対象外だ。欧米では多くの国で採用されている「取り調べへの弁護士の立会い」も日本では法制化されていない。

 犯行を認めるまで保釈せず、取り調べを長期間続ける「人質司法」と呼ばれる状況は、引き続き問題になっている。

 化学機械メーカー・大川原化工機の社長3人の起訴(2020年)が取り消された冤罪事件では、不正輸出の容疑を一貫して否認した社長らの拘留は約11カ月に及び、1人は胃がんが見つかったが保釈されず、被告人の立場のまま病死した。警察、検察に加え、保釈を認めなかった裁判所の責任も大きく、最高裁判所を中心に保釈のあり方を議論している。

   「2026年版ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」より

 **毎週水曜日、金曜日に配信予定**


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ニュース検定とは?

 「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。

 『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級)』は、「大転換の防衛政策」「岐路に立つ自由貿易」「『トランプ2.0』の米国」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。

 検定の出題は、40分で各級40問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

ニュース検定の問題に挑戦してみよう!

公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。

https://www.newskentei.jp/question.php