10代のうちに強くする! 骨のチカラ【月刊ニュースがわかる5月号】

消滅可能性都市とは  「ニュース検定」がわかりやすく説明

 消滅可能性都市とは、深刻な人口減少で将来「有効な対策をしなければ消える可能性がある地方自治体」として、2014年に民間の有識者団体「日本創成会議」が発表した。20~39歳(出産の中心となる年代)の女性の数が、2010年から30年間で半分以下に減ると予想される自治体を指し、全国の市区町村(福島県内を除く)のうち約半分の896自治体が該当するとした。会議は、2025年の合計特殊出生率を1.8にする▽若者が働ける場を地方都市に増やす――などを提言し、国が「地方創生」に取り組むきっかけになった。

 2024年4月には別の「人口戦略会議」が同様の発表をし、対策の効果や日本で暮らす外国人の増加で一部の自治体は消滅可能性を免れたものの、なお744自治体が該当するとした。

 「2025年版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)」より

**毎週水曜日、金曜日に配信予定**


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ニュース検定とは?

画像をクリックすると「ニュース時事能力検定試験」公式HPにジャンプします

 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。 
 1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応のニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など22のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。 

 4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶ方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。 

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

ニュース検定の問題に挑戦してみよう!

公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。

https://www.newskentei.jp/question.php