男女共用トイレが増えているのはなぜ?【理由がわからん!!】

トイレには、男女別のほか、小さな子どもと一緒に入れる個室や、障がいを持った人が利用しやすいように作られた多機能(たきのう)トイレなどがあります。

それぞれの入り口にはピクトグラム(絵文字)を掲示して、言葉が分からなくても利用する人が迷わないようになっています。

さらに最近は、性別に関係なく入れる「男女共用トイレ」が少しずつ増えてきました。なぜ「男女共用トイレ」が作られるようになったのか、背景を考えてみましょう。

障がいのある人の中には、トイレを使うときに他の人の助けを必要とする場合があります。そのとき、介助をする人が異性でも、「男女共用」だと、気にせず一緒に入ることができるようになります。また、生まれた時の性別とは違う性別で生きている人にとって、男女別トイレは入りにくく、がまんして健康を害してしまう人もいました。性別を問わない「誰でも入れるトイレ」であれば、周りの目も気にならず、安心して利用できます。

世界にはさまざまな人が暮らしています。見た目ではわからない病気や障がいを持っている人、服装や見た目では性別がわかりにくい人、体の性別とは別の性別で暮らす人など、「自分とは違ういろいろな人」がいるのです。家の外で過ごすときも、誰もが安心して使えるように、トイレもどんどん進化しているのです。(編集部)※写真はロンドン中心部にある可動式トイレ