推しの城 おもシロ ランキング【月刊ニュースがわかる2月号】

ディープフェイクとは 「ニュース検定」がわかりやすく解説

新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 インターネット上にある情報は玉石混交だ。最近はディープフェイク(注1)も新たな課題として指摘されている。

 真偽を見抜くには、情報に接した際に▽誰がいつ発信したのか(公的機関か個人か/新しいか古いか)▽発信者が直接見聞きしたことか、人づてで得た情報か――などに留意する必要がある。報道機関や民間団体によるファクトチェック(注2)の結果を参照するのも有効だ。

 誤った情報は往々にして、事実よりも刺激的で興味関心を引きやすく、(悪意の有無にかかわらず)人から人へ拡散される。「知らぬ間に偽情報の拡散に加担していた」ということのないよう、情報を共有・拡散する前に立ち止まる 慎重さが求められる。

(注1) ディープフェイク……AI(人工知能)で作られた、本物と見分けがつきにくい偽の動画・音声や、その技術のこと。政治家の偽動画(本人は発信していないのに、あたかもその人が言ったように見せかけている動画)が拡散した例が報告されている。

(注2)ファクトチェック……世の中に出回っている情報が事実かどうか 客観的に検証する活動。

 (「2024年版ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」より)

 次回は12月20日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

 「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。

 『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「平和な世界どうやって」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。

 検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

ニュース検定の問題に挑戦してみよう!

公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。

https://www.newskentei.jp/question.php