新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
国会には主に三つの種類がある。
国会審議の中心になるのが通常国会だ。 冒頭で首相が施政方針演説を行い、政府の基本方針を説明する。会期は150日で、1回だけ延長できる。臨時国会は秋に召集されることが多い。 特別国会は衆議院の解散による総選挙後に召集される。
諸外国では、議会の会期をほぼ1年にしたり、そもそも会期を設けなかったりする例もある。日本も「通年国会」にすべきだ、という議論もあり、以前は自民党からも聞かれた。日程闘争を仕掛ける野党の戦術で十分な審議時間を得られず法案が廃案となる事態に悩まされていた事情がある。近年は野党から通年国会を求める声があがっている。政府・与党が野党から追及を逃れるために会期を延長しなかったり、野党が臨時国会を召集を求めても即座に応じなかったりした例がみられたためだ。
国会では、委員会中心主義がとられている。法案や予算案の審議では、委員会が議論の中心的な場になっている。
(「2024年版ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」より)
次回は10月11日に配信予定です。
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ニュース検定とは?
「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。
『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「平和な世界どうやって」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。
検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。
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