新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
国の主権(外国から支配されずに、自国のあり方を決める権利)がおよぶ範囲を領域といい、領土、領海 、領空(領土と領海の上空)からなります。
海は主に、海岸から近い順に領海、排他的経済水域(EEZ)、公海に分類されます。
領海は海岸から12海里(約22キロメートル)までです。外国の船は、沿岸国の平和などを害さなければ通れます。
EEZは海岸から200海里(約370キロメートル)までで、領海の外側です。 魚や海底資源(石油など)を沿岸国が独占できます。外国船は自由に行き来できますが、勝手に漁や資源の採掘をすることはできません。
公海はEEZの外側で、どの国にも属していません。ルールさえ守れば、どの国も漁ができます。
日本には、海岸線が100メートル以上の島が約6850もあります。このため領海とEEZを合わせた面積は約447万平方キロと世界6位で、国土面積(約38万平方キロで世界61位)の10倍以上です 。
次回は12月9日に配信予定です。
書影をクリックすると本の通販サイト「Amazon」のサイトにジャンプします
ニュース検定とは?
画像をクリックすると「ニュース時事能力検定試験」公式HPにジャンプします
「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。
1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『公式テキスト&問題集「時事力」基礎編』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など22のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。
4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶ方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。
次回の検定はいつなの?
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
ニュース検定の問題に挑戦してみよう!
公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。