注目キーワード
  1. 中学受験
  2. 社会
  3. イベント
  4. SDGs
【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

「池田町サラダ」ってメニュー名?

日本の地名は多くが漢字ですが、ひらがなやカタカナを使った地名もあります。

秋田県にかほ市や茨城県つくば市、兵庫県南あわじ市、北海道ニセコ町、山梨県南アルプス市など、調べてみるとたくさんあることがわかります。

 三好市の中心地・池田町には、なんと「サラダ」という地名があります。まるでメニュー名のようですが、「徳島県三好市池田町サラダ」は、地図にものっている正式な地名。JR阿波池田駅をふくむ周辺の住所なので、駅を出て歩くと看板などに「サラダ」の表記を見つけることができるはずです。

 池田町には、ほかにも「ハヤシ」「シマ」「シンヤマ」「マチ」などカタカナ地名がずらり。なぜどれも漢字で書かないの?と思ってしまいますが、今の表記になったのは明治時代なのだそう。当時、時代の一歩先をいこうと、カタカナの地名を取り入れたといわれています。(編集部)