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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

ヘルシーな焼きドーナツを作ってみよう!

YouTube番組『食べて学ぼう! コナちゃん食育研究所』は、これまで「月刊Newsがわかる」で掲載されていた「みんなの小麦粉研究所」がパワーアップして動画になったものです。今回は、小麦粉を作る道具について学びます。その道具を使って、アシスタントの沙穂(さほ)ちゃんが小麦粉作りにチャレンジ。お料理コーナーでは、ふんわりおいしい焼きドーナツの作り方を紹介するよ!

◆小麦を粉にする道具とは?

コナちゃんが訪れたのは、およそ今から3000年前のイラン。ここで、小麦を粉にするための画期的な道具が生まれたのです。その道具が、「ロータリーカーン」という石臼(いしうす)です。ロータリーカーンは、上下2つの石の間に小麦の粒を入れて、上の石を回転させて小麦を挽(ひ)き、粉にする道具です。

その後、粉をひく道具はどんどん大きくなり、動力は人力から牛や馬、風力や水力へと変わっていきました。今から250年ほど前に蒸気機関が発明されてからは、大きな製粉工場(小麦粉を作る工場)がどこにでも建てられるようになりました。でも、「石臼を使って小麦の粒を粉にする」という基本的な仕組みは、ロータリーカーンから今まで、ずっと変わっていないんです。

◆石臼で小麦を挽いてみよう

ここで沙穂ちゃんが、小麦粉作りにチャレンジ! 登場したのは、ロータリーカーンから進化した石臼です。上部の穴に小麦の粒を入れてゴリゴリとすりつぶすと、石の間から、やや茶色っぽくて粗い小麦粉が少しずつ出てきました。「あんなにがんばったのに、これだけ!? むかしの人は大変だったんだね」と、びっくりする沙穂ちゃん。今、市販されている小麦粉は、小麦を何度も製粉機に通して細かくしながらふるいにかけたもの。だから真っ白できめ細かく、サラサラしているんですね。

◆ヘルシーな焼きドーナツを作ろう

管理栄養士の間宮智子先生に教えてもらいながら、沙穂ちゃんがチャレンジするのは、焼きドーナツ。油で揚げないのであっさりヘルシーで、おやつにぴったりです。

今回使う小麦粉は、薄力粉(はくりきこ)よりも粘り気のある「中力粉(ちゅうりきこ)」。最初に中力粉とアーモンドパウダー、ベーキングパウダーと合わせて、ふるいます。間宮先生はふるいに粉類を入れて、コップを伏せてクルクル。「こうすると粉が飛び散らずに、きれいにふるうことができるんですよ」と、コツを教えてくれました。

生地の材料を全部混ぜたら、ドーナツ型に流し込んで、180度に熱したオーブンで12〜15分焼きます。お好みのトッピングをしたら完成! 焼き立てをパクリと食べた沙穂ちゃんは、「ふんわりして、おいしい!」と大感激。YouTube番組『食べて学ぼう! コナちゃん食育研究所』で材料や作り方をチェックして、ぜひ作ってみてね。

紹介した動画はこちら

※クリックすると「食べて学ぼう!コナちゃん食育研究所」のYouTubeチャンネルにジャンプします。
エンディングにはクイズとプレゼントのお知らせがあるので、ぜひチェックしてください。

提供:一般社団法人 製粉振興会
https://www.seifun.or.jp/pages/78/