【ニュースがわかる2024年6月号】巻頭特集は地震大国ニッポン 被害を減らすために

分散避難とは 「ニュース検定」がわかりやすく解説

新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中で、災害時の避難所には「感染拡大を防ぐ」という新たな課題が加わりました。

 避難所は、市区町村が体育館などを指定します。「3密(密閉、密集、密接)」を避けるため一カ所当たりの人数を減らすなどしていますが、感染拡大を完全に防ぐのは困難です。

 このため国は2020年春以降、指定避難所に限らず、住民がそれぞれに避難する分散避難を勧めています。避難先の候補は親戚や知人の家や、周辺の安全が確実な場合は自宅で避難生活を送る在宅避難も選択肢ですが、どれも難しい人はどうすればよいのでしょうか。

 例えば、妊娠中の女性や障害者といった災害弱者を対象に、ホテルや旅館へ避難した際の宿泊費の一部を支援する制度を設ける自治体が増えています。

 それでも課題があります。避難先が分散すると住民の状況がつかみづらくなり、医療や物資の支援を届けられなくなる届けられなくなる心配があるためです。

 国際連合の「持続可能な開発目標(SDGs) の目標の11には「貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの災害による死者や被災者数を大幅に減らす」という項目があります。「コロナ後」にも生かせる避難のあり方は……。自治体の対策や現状を調べ、それを基に考えてみませんか。

  (『2022年度版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』より)

次回は3月18日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

画像をクリックすると「ニュース時事能力検定試験」公式HPにジャンプします

 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。 
 1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『公式テキスト&問題集「時事力」基礎編』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など22のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。 

 4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶ方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。 

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

「ウクライナ侵攻がわかる」 ニュース検定 特集ページ公開 

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、2022年2月末から約3カ月間の動きをまとめた特集ページを、日本ニュース時事能力検定協会が公式サイトに特別に公開しています。

https://www.newskentei.jp/question.php