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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

大雨への備え、知ってる?

今年は、西日本の梅雨入りが非常に早いことがニュースになりましたね。

 梅雨のころは大雨による災害が発生しやすく、その後も9月から10月にかけて台風が上陸する時季となります。過去、平成29年7月の九州北部豪雨、平成30年7月豪雨や令和2年7月豪雨といった大きな被害をもたらした豪雨災害が7月に発生していますので、今のうちに大雨の危険性や必要となる備えについて、知っておきましょう。

 大雨に対しては、あらかじめ「被害を最小限にする備え」と「被災後の生活に対する備え」をしておくことが大切です。被害を最小限にするためには、家屋の老朽した箇所の修理や雨どいの清掃をしておく、側溝や排水溝を清掃しておき雨水の排水をよくしておく、などがあります。また、自治体や国が出す避難情報、防災気象情報を確認し、素早く避難できるようにしておくことも大切です。被災後の生活に対する備えは、食料や飲料水、日用品の備蓄などがあります。

 どんなに備えていても、大雨によって家などが被害を受ける可能性があります。「火災保険」には、大雨や強風などによる家や家財の損害を補償する商品があります。しかし、火災保険であっても水災による損害を補償しない保険もありますので、大雨や強風などに備えて、ご家庭での備えとともに、損害保険による備えも話し合ってみてはいかがでしょうか。

ご参考:

一般社団法人日本損害保険協会「かんたん防災(生活を守る!防災・減災情報「豪雨災害」)」https://www.sonpo.or.jp/report/publish/bousai/kantan_bosai.html

一般社団法人日本損害保険協会「自然災害(風災・水災・雪災等)を補償する損害保険」https://www.sonpo.or.jp/report/publish/kaisetsu/0021.html