どうして虫歯ができるの?

「甘いものを食べると虫歯になるよ」と言われたことはありませんか? 

 砂糖が入った食べものや飲み物が、歯を溶かして虫歯にしちゃうのかな…と思いそうですが、それはちょっと違います。

 口の中にはたくさんの細菌が住んでいます。歯の表面に、歯垢(しこう)というよごれがつくのですが、これは食べかすではなく、細菌のかたまり。つまようじの先でほんの少しすくった歯垢に、なんと2~3億(おく)も細菌がいるというから驚きです! 歯垢の中には「ミュータンス菌」というバイ菌が住んでいて、そのバイ菌の働きによって、歯が溶かされる病気が「虫歯」なのです。

 甘い食べ物や飲み物も関係があります。ミュータンス菌は、砂糖の入った甘いものが大好き。砂糖の入ったものを食べると、活発にはたらいて酸を作り、この酸が歯を溶かします。たくさん食べたかどうかよりも、ガムやキャラメルのように長い時間かけて食べたり、何度もだらだら食べるのは、虫歯の原因になりやすいので注意してください。お菓子だけでなく、甘いジュースや菓子パンなども、ひかえめにしましょう。

 大事なことは、歯垢がこびりついたままにならないよう、きちんと歯みがきをすることです。歯ブラシが届きにくい奥歯のみぞや、歯と歯の間は、特にていねいに。はえたての永久歯(えいきゅうし)は虫歯になりやすいので、気をつけてくださいね。(編集部)