子どもの英語教室、ネイティブ先生の方がいい?

「英語はネイティブの先生から教わったほうがいいの?」

「日本人の先生から教わるメリットは

「英語教室はどうやって選べばいい?」

子どものための習い事で、英会話スクールを探している保護者の方の中には、こんな疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。特にネイティブの先生と日本人の先生、どちらから教わるのがよりよいのか迷っている方は多いと思います。結論から言うと、子どもの英語学習において先生がネイティブか非ネイティブかはそれほど重要ではありません。効果的なレッスンを受けるために重視すべきポイントは他にあります。

そこでこのコラムでは、神田外語グループで英語教育に長年携わる長谷川先生のお話に基づいて、

・児童英語の先生を選ぶポイント
・ネイティブ先生、日本人先生それぞれのメリット
・英語教室の選び方のポイント

などを解説していきます。最後まで読めば、子どもにとって最適な英語教室や先生を選ぶための知識が身につくでしょう。

記事監修:長谷川貢先生

ニューヨーク大学大学院よりMA TESOL(修士)取得。第二外国語としての英語教授法「TESOL」が専門。専門学校神田外語学院教務総責任者。学校法人佐野学園執行役員。
神田外語学院において長年学生への指導や英語教員研修などに携わる他、神田外語キッズクラブの「児童英語講師養成講座」においては第二言語習得の理論的背景と子どもの言語認識・学習過程について指導する「子供の言語習得」の授業を担当。柔らかい物腰と学生への丁寧な指導で人気の先生。

1.先生の国籍は最も重要なポイントではない

結論として、英語を教える先生が外国人か日本人かというのは最も重要なポイントというわけではありません。子どもにとって言語習得に最も必要なのは発音の正確さなどではなく、インプットの量だからです。習い事として英語を学習する子どもが教室に通うのは週に1~2回程度だと思います。いくら吸収力のある子どもでも、週に数時間しか会わない先生の発音を完璧にコピーすることはできません。そうしたことから、先生を選ぶ際に重視すべきポイントは国籍よりも、先生自身のレッスンの質だといえます。

★先生を選ぶ際に最も重要なのは、第二言語習得の理論を知っているかどうか

着目すべきは、その先生が、子どもが言語を習得する過程や特徴をきちんと理解しているかどうかです。言語習得においてはインプットの量が重要と説明しました。限られたレッスン時間の中では、第二言語習得理論に基づいて子どもが英語に興味を持つように仕向けたり、発達段階に適した効率のよい授業を組み立てたりできるかどうかが大事なのです。

私たち日本人は、日本語が話せるからといっても、必ずしも日本語の仕組みを理解していませんし、外国人に正しい日本語を効率よく教えられるとは限りません。それと同じように、ネイティブ先生なら誰でも、日本人先生より教え方が上手いというわけではありません。その先生自身に母国語以外の言語の習得経験があるかどうか、言葉が習得される仕組みを理解しているかどうかに注目するとよいでしょう。

2.外国人の先生から教わるメリット

先生の国籍は重要ではないと説明しましたが、やはり外国人の先生には外国人の先生なりのメリットがあります。例をいくつか紹介します。

・本場の発音やイントネーションに触れられる
・先生の出身国の文化・習慣も学べる
・外国人と接することに抵抗がなくなる

2-1.本場の発音やイントネーションに触れられる

最もわかりやすいメリットは、ネイティブの発音やイントネーションに触れられるということです。日本人の先生の中にも本場並みの発音で話す方がいることもありますが、細かな点まではネイティブの先生に及ばないでしょう。英語という言語が持つ独特なリズムや強勢、より自然な表現などに触れられる機会があるということが、外国人の先生から英語を学習することの最大のメリットといえます。

2-2.先生の出身国の文化・習慣も学べる

2つ目は、先生の出身国の文化や習慣を教わる機会があることです。日本人にとっては馴染みが薄いイースターなどのイベントや、日本とは違う食文化やマナーなどについて幼少期から知るきっかけになるでしょう。

2-3.外国人と接することに抵抗がなくなる

外国人と接することに慣れるきっかけになるということもメリットの1つです。ずっと日本人の先生のみから教わっていると、いざ外国人とコミュニケーションをとるときに物怖じしてしまう子もいるかもしれません。普段から外国人の先生に接する機会があれば、そうした心配がなくなります。

3.日本人の先生から教わるメリット

一方、日本人の先生から教わるメリットには次のようなものがあります。

・英語を学ぶ日本人にとってつまずきやすい部分を知っている
・難しい部分を日本語で補足してくれる
・保護者も質問や相談がしやすい

3-1.英語を学ぶ日本人にとってつまずきやすい部分を知っている

1つ目は日本人にとって理解しにくい部分を体験的に知っていることです。日本人の先生自身も、外国語として英語を習得した「先輩学習者」です。そのため、日本人学習者がつまずきやすいポイントをよく理解しているでしょう。日本人の先生なら、最初からそうした部分をゆっくり丁寧に説明してくれるので、子どもが内容を理解できないままレッスンが進んでしまうということを防げます。

3-2.難しい部分を日本語で補足してくれる

1つ目のポイントに通じるメリットですが、子どもや日本人学習者にとって理解が難しい部分を日本語でフォローしてくれるということも挙げられます。レッスンに日本語の説明が少し入ることで理解が早まり、英語のみのレッスンよりも効率的・効果的になることがあります。

3-3.保護者も質問や相談がしやすい

3つ目は、保護者にとっても質問や相談がしやすいことです。学習に関する複雑な質問や相談は、外国人の先生にとっては日本語での対応が難しい場合もあります。日本人の先生ならそうした心配なく、保護者も気軽に質問ができます。

4.英語教室選びで最も重要なことは、子どもが興味を持つかどうか

ここまでは先生の選び方について説明してきましたが、英語教室選びで最も重視すべき点は子どもがその教室に興味を示しているかどうかです。保護者視点で良いと思った教室でも、そこに通うのは子どもです。子どもの言語学習ではモチベーションが最重要です。可能であればいくつかの教室に見学に行って体験レッスンに参加し、子どもが一番楽しそうにしていた教室を優先して考えましょう。見学に行かなければ、一緒に学ぶ先生やお友だちの雰囲気もわかりません。

★家庭用の教材にも注目

教室選びの際は、家庭用の学習教材やプログラムを用意しているかどうかも確認するとよいでしょう。何故なら、言語学習では最終的に家庭の学習環境も重要な要素になるからです。教室はあくまで学習の進め方や教材の使い方などのモデルを教わる場所であり、最終的に身につける学びをするのは家庭です。課題を用意していたり、家庭でも学習するような指導をしたりしている教室のほうが子どもたちのことをしっかり考えていると言えます。

5.英語に親しみ、効果的に学ぶなら神田外語キッズクラブ

効果的なレッスンを受けられる教室をお探しの方には、神田外語キッズクラブがおすすめです。神田外語キッズクラブでは、たくさんの英語を使ったやり取りを通して、子どもたちが英語音声に慣れ親しみ、楽しみながら簡単な英語を読み書きできるように、独自に開発した教材を使って指導しています。神田外語キッズクラブの特徴を紹介します。

・児童英語指導に関する講座・研修を修了した講師がレッスンを担当
・発達段階に応じた細かなクラス分け
・家庭用教材やプログラムを用意している

5-1.児童英語指導に関する講座・研修を修了した講師がレッスンを担当

神田外語キッズクラブには、大学や語学専門学校を有する神田外語グループにおける児童英語講師養成講座・研修を修了した講師が揃っています。

本稿で解説したように、ただ英語が堪能なだけでは、児童英語講師として十分な能力があるとは言えません。「外国語として英語を学ぶ」日本人の子どもの特性をよく理解し、年齢別の認知発達・学習上の特徴を踏まえた指導のポイントを把握していることが必要です。

神田外語キッズクラブの講師陣は、児童英語指導に関する講座・研修を通して、これらのポイントを熟知しています。また、多様な文化的背景を持ち、子どもたちの異文化・国際理解のモチベーションを向上できるような講師も多数所属しています。お子さまの英語に関するお悩みについても安心してご相談ください。

5-2.発達段階に応じた細かなクラス分けをしている

神田外語キッズクラブでは、発達段階に応じて0歳から細かなクラス分けを行っています。子どもの年齢によって、できることや興味関心を持つ物事は異なるため、発達段階を踏まえた内容でレッスンを行うことが英語教育において非常に重要だからです。

0・1・2歳/2・3歳/幼稚園/小1・2年/3・4年/5・6年でクラス分けをし、子どもの認知発達と成長に合ったプログラムと教材を用意しています。

「0・1・2歳クラス」と「2・3歳クラス」は、保護者同伴のクラスです。家庭での英語環境づくりのヒントや、育児英語フレーズなども学べるため、英語を学び直したい、子どもと楽しく英語に触れたいとお考えの保護者の方も一緒に参加できる内容です。

5-3.家庭用教材やプログラムを用意している

大学や語学専門学校を有する神田外語グループの教育ノウハウを活かし、教室で独自に開発した幼児・児童英語教材を使用しているだけでなく、家庭学習向けの教材も豊富に用意しています。

ワークブックやピクチャーカード、音声教材などに加え、保護者の方が家庭で子どもと一緒に学習していく方法をやさしく丁寧に解説しているガイドブックや、日常的な場面で「こういう時は英語でなんていうの?」と疑問に思ったとき、すぐに読める日常会話の紹介ブックなど、英語で子育てをしてみたいという保護者の方に最適な教材も用意しています。また、家庭における英語環境づくりのお悩み解決をする、保護者の方向けの「子育て英語講座」(短期オンライン講座)も用意しています。学生時代は英語が苦手だったけれど、子どもと一緒に楽しく英語を学習したいという保護者の方におすすめです。

■神田外語キッズクラブのオリジナル教材
■ママ・パパのための子育て英語講座

6.まとめ

長谷川先生のお話に基づいた、英語教室や先生選びのポイントをおさらいします。

■先生の国籍は最も重要なポイントではない
最も重要なのは、第二言語習得の理論を知っているかどうか

■外国人の先生から教わるメリット
・本場の発音やイントネーションに触れられる
・先生の出身国の文化や習慣も学べる
・外国人と接することに抵抗がなくなる

■日本人の先生から教わるメリット
・英語を学ぶ日本人にとってつまずきやすい部分を知っている
・難しい部分を日本語で補足してくれる
・保護者も質問や相談がしやすい

■英語教室選びで最も重要なこと
子どもが興味を示しているかどうか。家庭用教材やプログラムの有無にも着目

このコラムの内容を参考にして、子どもにとって最適な英語教室や先生を探しましょう!もっとくわしく知りたい方はこちらもご覧ください。