「梅雨入り」「梅雨明け」は誰がどうやって決めているの?

毎年5・6月ころには、天気予報やニュースで「◯◯地方が梅雨入りしたとみられます」という言葉が聞かれます。梅雨(つゆ)とは、春から夏にかけて雨やくもりの日が多くなる時期のことです。

「梅雨入り」「梅雨明け」は気象庁が地方ごとに判断して発表しています。発表するのは、次のような理由で多くの人が関心を持っているからです。

・梅雨の時期は大雨による災害が発生しやすい
・梅雨明け後に必要な農業用の水を蓄える重要な時期
・くもりや雨の日が多く、日々の生活などに影響を与える

では、どのように決めているのでしょうか。「梅雨入り」は、今までの天候と週間天気予報をもとに、雨やくもりの日が多くなり始めると予想されるときで、「梅雨明け」は、逆に雨やくもりの日が多い状態から、晴れて暑い夏の天候へ季節が変わるときです。具体的に「雨がこれだけ降ったら梅雨入り」のような基準はないそうです。

梅雨は季節が移り変わる中であらわれる現象の一つなので、「今日から梅雨」「今日から梅雨明け」など、日にちを特定することはとても難しく、平均5日間ほど移り変わりの期間があります。そのため発表するときには、日にちの後に「ごろ」をつけて、「◯月◯日ごろ、梅雨入りしたとみられます」という伝え方をしています。(編集部)