「週刊エコノミスト」で幅広いジャンルの本を紹介している「話題の本」コーナー。その中から、親子でも楽しめる、より深く知ることでタメになる本を厳選してご紹介します。
簡潔で明瞭、論理的で説得力がある文章は、いったいどうしたら書けるようになるのか。50年もの長きにわたって論文執筆の指導と審査にあたってきたという著者が経験から得たそのすべをわかりやすく伝授する。
日本語を大切にするとはどういうことか。
わかりやすい文章と分かりにくいそれの違いは?
情報はどう探し、活用すればいいのか。
デジタル時代・国際化社会をふまえたその解説は、文章術であると同時に知的な生き方のすすめでもある。
(「週刊エコノミスト」21年11月23日号『話題の本』より)
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知的文章術入門
著者:黒木登志夫 出版社:岩波書店 定価:946円
本書の目次
はじめに
第1章 日本語を大切に
第2章 分かりやすい文章を書こう
第3章 さあ、書き始めよう
第4章 情報を探す、賢く使う
第5章 パワポでプレゼン、オンラインで授業
第6章 英語を学ぶ
第7章 英語を読み、聞き、話し、書く
第8章 英語でメールを書こう
おわりに 参考文献 索引
著者プロフィール
黒木登志夫(くろき・としお)
1936年東京生まれ。東北大学医学部卒業。3カ国の研究所(東北大学加齢医学研究所、東京大学医科学研究所、ウィスコンシン大学、WHO国際がん研究機関、昭和大学)でがんの基礎研究を行う。英語の専門論文300編以上。日本癌学会会長、岐阜大学学長、日本学術振興会学術システム研究センター副所長を経て、現在、日本学術振興会学術システム研究センター顧問、東京大学・岐阜大学名誉教授。(本書プロフィールより)