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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

グローバル教育に力を入れている学校は? 【首都圏オススメ私立中学ランキング④】

来年の中学受験も人気になりそうですが、この時期は受験勉強に力が入る頃です。同時に志望校を絞る時期でもあります。学校選びはいつでも迷うものです。そんな時に役立てたいのがエキスパートの意見。「サンデー毎日」と大学通信は首都圏の学習塾の塾長・教室長に緊急アンケートを実施。289学習塾がオススメする中学校はどこか、ランキングでご紹介します。

 表6は「グローバル教育に力を入れている」だ。トップは八雲学園、2位は広尾学園、3位はIBDP(国際バカロレアのディプロマプログラム)認定校の昌平、4位もIBDP認定校の茗溪学園、5位は郁文館だった。共学校が多く、別学校では女子校が10位の洗足学園、18位の富士見丘、男子校はゼロだった。ただ、共学校でも元女子校は7校にも上る。広尾学園や三田国際学園のように、インターナショナルコースなど、グローバルなコースのある学校が上位にきているのも特徴だ。

 表7は「理数教育に力を入れている」だ。トップは芝浦工業大柏、2位は広尾学園、3位が東邦大付東邦、4位が宝仙学園(理数インター)、5位が芝浦工業大付だった。広尾学園には医進・サイエンスコースがあり、芝浦工業大柏にはグローバル・サイエンスクラスがある。こういったコースは、受験生にも何を学ぶのかがはっきり伝わり人気も高い。さらに、理系大学の付属校が多いのも特徴だ。【大学通信・安田賢治】


(「サンデー毎日」2021年10月3日号より)

次回は10月30日に配信予定です