【ニュースがわかる2024年10月号】巻頭特集は「発明が世界を変える」

スクールエコノミスト2024 WEB【日本女子大学附属中学校編】

生涯にわたり役立つ、真の知性を養う

 実物に触れる体験や言語化は、理科だけでなく全教科で実践されている。社会科では、調べたことをレポートにまとめ、美術では描いたスケッチや作品の下に考察を必ず記載。プレゼンやスピーチの機会も多く、日常的に、書く・話すことを繰り返しているという。また、作成したレポートやスケッチなどを全員分壁に貼り出すことで、「他人の視点や考えに触れる」「自分の得意なことをアピールする」環境をつくっている点も見逃せない。「こうした取り組みを通して、情報の整理や思考の深化が進み、深い思索力が養われるのです」と峯岸教諭。入学直後はあまり文章を書くことや話すことが得意でなかった生徒も、卒業する頃には、みな素晴らしい作文を書き、堂々と意見を述べられるほどに成長するという。

 「幅広い思考力を養う」「短期的な学力ではなく、真の学力を育む」を大切にしているため、6年間、文理分けは行わない。“森の中の青空教室”で、のびのびと軽やかに。生涯にわたり軸となる知性を身に付けて、生徒たちは社会へ羽ばたいてゆく。

所在地       〒214-8565 神奈川県川崎市多摩区西生田1-1-1

TEL         044-952-6705

学校公式サイト   https://www.jwu.ac.jp/jhsc/

海外進学支援    有

帰国生入試     有

アクセス

読売ランド前駅(小田急線)徒歩10分

京王稲田堤駅(京王線)よりバス「女子大前」下車

京王よみうりランド駅(京王線)よりバス「女子大前」下車

国内外大学合格実績(過去3年間)

北海道、東北、東京外国語、東京学芸、東京農工、東京藝術、お茶の水女子、横浜国立、山形(医)、山梨、東京都立、慶應義塾(医)、早稲田、上智、国際基督教、東京理科、日本医科(医)、北里(医)、杏林(医)、昭和(医)、東邦(医)、東京女子医科(医)、聖マリアンナ医科(医)、埼玉医科(医)など