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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

親子で学ぶ受験の基礎知識③

中学受験を検討していても、本気で踏み出すかどうか迷っている家庭は多いだろう。子どもを塾に通わせている保護者も変化の激しい入試にどう備えればいいか。コロナ禍もあって不安はつきない。百戦錬磨のプロに「イロハ」から聞いてみた。
サンデー毎日増刊 2022年度版 私立中・高入試 志望校を決める!」より

Q 来年の中学入試はどうなるのかな?

やはりコロナ禍次第ではないでしょうか。来年入試が、どのような感染状況の下で行われるかが、大きなカギになるでしょう。緊急事態宣言が出される中で行われるか、感染が終息方向に向かっているか、ワクチン接種が進んでいるか。これらの現段階では不確定な要素に、大きく左右されるでしょう。感染が終息し、ワクチンの接種が進めば、今年の入試のようなことはなくなり、強気な志望校選びになりそうです。自宅から少々離れている学校も人気になりそうで、広い地域から志望校を選べることになります。

とはいえ、来年も私立中人気が高まりそうです。私立中のコロナ禍への対応が評価されているからでしょう。今年の首都模試が行った模試で、受験者が昨年に比べ増えていることも志願者増に結びつきそうです。

次回は11月15日に配信します。

 

 

教えてくれたひと

安田賢治(やすだ けんじ)さん

兵庫県生まれ、灘中学校・高等学校卒。早稲田大卒業後、1983年、
学通信
入社。現在、常務取締役で出版編集とマスコミへの情報提供の責任者。
小学校入試から大学生の就職までの情報提供と記事を執筆、講演。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版社)、『笑うに笑えない大学の惨状』『教育費破産』(ともに祥伝社)がある

大学通信 公式HP https://univ-online.com/

紹介した本はコチラ

タイトル:
2022年度版
私立中・高入試志望校を決める!
増刊サンデー毎日 2021年 11/20号
出版社:毎日新聞出版
定価:740円

書店、毎日新聞販売店でお買い求めいただけます

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好評発売中のサンデー毎日増刊「私立中・高入試 志望校を決める!2022年度版」は、「中学入試偏差値帯別難関大合格実績」や「私立校の特待生・奨学金制度」、「難関大合格者占有率 10年で伸びた中高一貫校」など学校選びの参考になる数多くのデータを収録。