【ニュースがわかる2024年6月号】巻頭特集は地震大国ニッポン 被害を減らすために

日本国憲法の3大原理 「ニュース検定」がわかりやすく解説

 日本国憲法には、国民主権基本的人権の尊重平和主義という3大原理(3大原則)があります。

 基本的人権には、(1)誰もが差別を受けず平等である権利(例:法の下の平等)(2)国から制限されず、自由に活動する権利 (例:言論・出版の自由)(3)人間らしい暮らしを国に求める権利(例: 生存権)――などがあります。

 一方、憲法は国民の3大義務を定めています。このうち子どもに教育を受けさせる義務は、子どもの「教育を受ける権利」を守るために定められた親の義務です。

 他の二つの義務は、仕事に就いて働く義務税金を納める義務です。 

       (「2024年度版ニュース検定公式テキスト&問題集『時事力』入門編(5級対応)」より)

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 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。

 1級~5級まで6段階ありますが、5級は主に小学生対象。5級対応の「公式テキスト&問題集『時事力』入門編」は、「エネルギー資源と電力」「コロナで変わる社会」「国の政治、地域の政治」など17のテーマについて、「基本のことば」「確認テスト」「練習問題」の3段階で学べ、中学入試で出題が増えた時事問題の基礎固めにぴったりです。

 5級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式です。