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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

縁日ってなに?【言葉がわからん‼】

夏に楽しみな行事といえば、お祭りや縁日、花火大会などがあります。神社やお寺の縁日に行くと、わたあめや焼きそば、金魚すくいや射的(しゃてき)などの露店が並んでいて、見て歩くだけでもワクワクしますよね。ところで、「祭り」と「縁日」は同じような意味で使うことが多い言葉ですが、本当は違う行事なのでしょうか?

◆「縁日」はなにをする日?

「縁日」の意味は、仏様や神様と、この世の「縁がある日」という意味です。この日にお寺や神社におまいりすれば、特にご利益があると言われています。毎月決まった日や一年に一度のものなど、さまざまな縁日があり、実はほぼ毎日なにかの縁日があります。すべての縁日に露店が出るわけではありませんが、それぞれのお寺や神社にとって特別な縁日には、たくさんの人がおまいりに来るため、露店や屋台が出てにぎやかになるのです。

なかでも、東京都浅草にある浅草寺で、毎年7月に行われる「四万六千日(しまんろくせんにち)」の縁日はとても有名です。この日は、ほおずきを売る店がたくさん並ぶ「ほおずき市」が行われ、夜遅くまでたくさんの人がおとずれます。

◆「祭り」は「縁日」と違うの?

「祭り」のもともとの目的は、「神様やご先祖様に感謝する」ことです。特定の日におそなえ物をささげて、お願いごとや感謝をしたり、そのための儀式を行うことを指します。暮らしに密着した神聖な儀式でしたが、時代とともに季節を楽しむものや、地域を盛り上げるための新しいお祭りもたくさん開かれるようになりました。夏に1カ月にわたって行われる京都府・八坂神社の「祇園祭(ぎおんまつり)」は、およそ1150年も前から続くお祭りです。このように、本来は縁日とお祭りの意味は違いますが、外に食べ物や遊べる店が立ち並ぶ楽しい場所であることは、どちらも同じですね。

◆家で夏祭り気分が味わえるゲームが登場!

新型コロナ感染症の影響で、今年も残念ながら夏祭りや縁日は、ほとんどが中止になってしまいました。でも、そんな今だからこそおすすめなのが、家でお祭り気分が味わえるゲーム。7月1日に日本コロムビア株式会社(本社・東京都港区)から発売されたNintendo Switchの新作ソフト『もしかして? おばけの射的屋 for Nintendo Switch』は、景品にねらいを定めてうち落とすお祭り定番の遊び「射的」が、いつでも気軽に楽しめます。

もともと『もしかして? おばけの射的屋』は、ゲームセンターで人気のメダルゲームです。じっくり狙って景品をうち落とすドキドキ感と、次々におばけをうち倒すそうかい感の両方が楽しめます。今回発売された『もしかして? おばけの射的屋 for Nintendo Switch』は、こうしたメダルゲームの面白さだけでなく、家庭用ゲームだけのオリジナル要素もたっぷり追加。家族や友達と協力したり対戦したりして遊べる「パーティーモード」や、やりごたえ満点の「おばけ階段チャレンジ」などが盛り込まれ、楽しさがさらにパワーアップしました。みんなで力を合わせて、手ごわいボスおばけを退治しよう!

ゲームのほかに、屋台のような食べ物やお菓子を用意したり、部屋を縁日のように飾りつければ、楽しさ倍増。ゲームでみんなとワイワイ盛り上がって、夏祭り気分を味わってみませんか。

(編集部)